離乳食講習会がありました。

先日の離乳食講習会の様子をご紹介します。

すぐに報告ができませんね~。

なかなか忙しいものです。

朝、いつも通り出勤して皆さんにお見せする離乳食を作って

待っていてくれた栄養士さん。

初期・中期・後期・完了、写真ではなかなか分かりずらいですか?

2

1

3 

4

それぞれの大きさ、切り方も参考になるのではないでしょうか?

保育園ではОー157以来生ものは出さないようになりましたの

で、野菜にはすべて火を通しています。

ですからキュウリも軽くゆでてあります。

初期はゆでたものをミキサーにかけてどろどろに。

この時期の口の動きは、スプーンで口の中に少し入れてあげ

ると舌の上に乗ったものを飲み込んでいます。

そして食べた後で、ミルクをいつも通り(200CC)飲ませてあげ

ます。

中期にはいろいろなものがお盆に乗っているでしょう?

同じ中期でも、最初のころと後期に移行するころとでは

違うので、段階をつけてくれています。

初期よりも水分が少ないタイプのドロドロから刻みを細かくした

ものまで。

この時期の口の動きはペタペタと口を動かし咀嚼はできません

が自分で舌の上のものをのど元へ送り込みます。

スプーンであげるときは、口に入れてあげるのではなく口元へ持

っていき、唇につけるようにしてあげると、自分から口をあけて

口の中に取り込もうとします。

この動作がとても大切です。

食べさせるのであっても、自分から口の中に入れようとする動き

がその後の咀嚼に大きく影響していきます。

唇・舌・ほほの内側・歯茎・そしてあご

全ての筋肉を使いながら食べるようにしていきます。

ですから、ただ入れてあげるだけではないのですね。

自分から口の中に入れたあとは、舌を上下左右に動かしながら

のど元へ送り込みます。

もう飲み込むだけではありません。

この動きを習得した子は、少し形のあるものでもうまく口を動かし

ながら舌で押しつぶしたりしながら食べられるようになります。

柔らかく煮たものを小さくしてあげるといろいろなものが食べられ

るようになってきます。

そして食べた後はミルクを160CC位飲ませます。

後期は随分形が出てきたでしょう?

このころの口の動きは、舌で食べ物をころがしながら歯はないけ

れど、歯茎を使ったりしてうまくつぶせるようになってきます。

ただやわらかいものだけではなくなっています。

この時期は自分でも口に入れようとします。

手づかみをたくさんさせて、自分で口の中に入れられるようにして

あげてください。口に入れた後はもうもぐもぐと口を動かして食べら

れます。

このくらい食べさせようと思う量をよそっておきますが、自分で食べ

させるとすべてひっくり返されることも。ですから子供の目の前に

もう一皿おいてあげてほんの少しずつおいてあげましょう。

なくなったらまたもう一つまみ入れてあげるように。

汚くていやだという方も多いようですが、この時期にしっかりとこれ

を経験させないと、いつまでも自分の手を使わず、口に入れてもら

うだけになってしまいます。また、食べたという満足感も得られます。

そして食べた後は、ミルクを100~120CC位飲ませます。

完了の頃になるともうほぼ大人と同じようなものが食べられます。

焼いたり揚げたりしたメニューも出てきます。

大人と同じものが食べたくてなんでもほしがります。

かじり取ることを覚えるのもこの時期です。

小さくしてあげるだけではなく、自分で食いちぎることも経験させて

あげましょう。

このころになると、しっかりと食事をする子はミルクを飲まなくなり

ます。そんな時は無理に飲ませなくても大丈夫です。

そろそろミルクとさよならの時期がやってきています。

後期・完了の頃はツースプーンといってスプーンを2本用意します。

自分で食べるものと、大人が食べさせるものとです。

このみが出てくるのもこの時期ですが、好きなものばかりでは

なくいろいろな食材に慣らしてあげることが大事です。

おかずばかり・・・とかご飯ばかり・・とかその場合は自分で好きな

ものを食べたがったら、合間にお母さんが、違うものを食べさせ

てあげるようにすると完食できると思います。

かみかみしようねと大人が噛む真似をしてあげ口元を良く見せて

あげましょう。かまなくてはうまく食べられないものをあえて出し

ましょう。

咀嚼のできない子は、いつまでも柔らかいものを好みます。

離乳食は、硬いものを細かく噛み砕いて食べられるようにする

ことができるようになるための段階を経た経験をさせるための

ものです。

ただ食べさせるのではない、ただ栄養を取らせればよいのでは

ない、大人になるまでずっと続く食生活を築く大事な練習でもあ

ります。

ただ量を沢山食べたと喜ぶのではなく、カミカミができているか

どうか、そこが大事なのです。

そして、最後は大人の食事から離乳食にする場合のとりわけかた、

子どものためにわざわざ作るのだけではない、大人と同じ食材で

途中まで一緒に作り、取り分けてあとで大人のものに味付けをする。

子どものものは、包丁を使わずものによっては調理ばさみをうまく

使って・・という便利な話も聞きました。

こんな感じで離乳食を実際に食べ比べてみました。

しっかりと段階がわかっていただけたようです。

それぞれの段階の切り方や、カミカミを促す食べ物、野菜の切り

方、食欲のある子に与えたい食べ物(食べ過ぎ防止?)なども教

えてもらいました。

それと同時に市販の瓶詰の離乳食も食べ比べてみました。

有名メーカーのものなので皆さんが使用されたことのあるもので

したが、魚臭さがかなりあってびっくりしました。

自分で作るときはこんな臭みは出ないねとびっくり。

また中期、後期どちらもドロドロで、園の離乳食との違いを感じて

いただけたようです。

市販のものを使用する場合でもそれだけに頼らず、大人のものを

食べるようになるということを目指して、与え方も一工夫が必要な

ようです。

私も今の市販の離乳食を食べたことがなかったので、楽しみにし

ていました。皆さんと一緒にいい経験をさせていただきました。

今回参加してくださったお子さんで、まだ離乳食を始めていなかっ

たお子さんが、初めて離乳食を口にするということがありました。

初めての顔はどんなだったか・・・

変な顔をしていましたよ。

なんだこれ~ってね。

でも嬉しい離乳食デビューですね。

さて4月にはどんなものが食べられるようになっていますか、楽

しみですよ。

初めての講習会で緊張ですといっていた栄養士ですが、いつも

愛情たっぷりにおいしいものを作ってくださっているので、その

雰囲気は十分伝わっていたと思いますよ。

4月入園からの給食が楽しみですね。

今から栄養士の腕がなっているようです。

今回参加してくださった皆様、ありがとうございました。

またわからないことが出てきたらいつでも園に来て話してみて

くださいね。

また今回参加していただくことができなかった地域の皆様にもこ

んな機会をいつか設けたいと思っています。

食は一生ですからね。

いろいろなものを何でも食べるのが大好きな子供たちを育てて

いきましょう。

今回は随分長くなってしまいましたね、読んでいただいてありが

とうございました。

横浜市認定保育室 矢向つぼみ保育園
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事