緊急事態宣言中の保育について

明日からの保育は、総理の言葉通り保育が必要不可欠な人たちにサービスが行き届くように通常通り開園いたします。この場合の必要不可欠な人とは医師、看護師、薬局、警察、消防、介護士、保育士などを指すのだと思います。就活中の方、育休に余裕のある方、在宅ワークになった方などに、できるだけご家庭でお子様を見ていただけるよう協力をお願いし、縮小を図りながら運営を行っていきます。

本日の総理の会見を何度も聞きました。何度も何度も聞きなおしました。緊急事態であることは理解しましたが、日常生活は変わらず、散歩やジョギングもよく買い物も大丈夫、電車も通常運転。海外であれだけ感染が広がり日本でも広がりつつある現状で宣言は出したものの後は自分で考えてということなのだろうか。今は緊急事態です。ひとりひとりの心がけです。とはいえ、会社勤めの人が、じゃあ私休みますからといえるのだろうか。上が指示しない限り満員電車に乗って通勤せざるを得ない。会社が休むように言ってくれれば休めるのに、保育園が休みますといえば休めるのにという声も聞かれます。その点企業や政府はどう考えているのだろうか。日常生活に困らないようにライフラインはすべて通常です。気分転換や体力維持のために散歩やジョギングも何ら問題はありません・・。これは家にいる主婦向けのメッセージなのだろうか。緊急事態宣言は出たものの私はどうしたらいいのだろうかと思った方は多かったのではないでしょうか。

私個人の考えを言います。この間どんどん感染者が増えるニュースを聞きながら、一抹の不安をずっと持っていました。ウイルスから子供たちを守るために何ができるのか、感染が広がってきているのを感じて、子供たちのよだれや鼻水が付きやすいぬいぐるみをクリーニングに出したり布おもちゃを洗濯し、使わないようにしたのはもう1か月以上前のことです。換気も定期的に行うよう保育士たちも気を使っていました。本当は顔の大半が隠れて眼だけしか見えなくなるマスクを子供の前でかけるのは嫌いでしたが、私たち大人が感染源にならないとも限らない、そう思うと少しでもリスクを減らすために全員でマスクをかけましょうということにしました。でも、どうしても一点がずっと気になっていました。それは満員電車です。乗っている人が悪いと言っているのではなく、このリスクは大きい、大きすぎて恐ろしいということ。そしてこれは私たちの努力では防ぎきれないということ。つぼみには34名の子供たちが通ってきています。当然送迎してくださる大人が一人として子供たちは朝、夕と何十人もの大人と接触をする。途中からマスクをしなければ入室できませんということもお願いしてきました。

何もない中での保育園は私たち保育士は子供たちの安全を守るためにあらゆることを考え努力しながら保育を行い「安全ですよ」とお伝えしたい。ですが、今回の新型コロナウィルスで最初は小さな子供は安全だと言われていたものの、乳幼児の感染も危ないに代わっていている中で、私たちに守り切れるのか?    どうぞ、外に出ないでください。ステイホーム・・東京都知事が繰り返しています。その中で保育園は安全安心ではなく、リスクを伴うという意識も持たなければならないと思うのです。遠くから満員電車に乗って皆さんと同じように通勤してくる職員もおります。そして同じく満員電車に乗って通勤している保護者の方々、だれもが感染を恐れるだけでなく、だれもが自分が感染源になるかもしれないということ。そして、その中に小さな子供たちがいるということ。これを保護者に言わなくてはならない苦しさ、これが自己責任といっていいのかというもどかしさ。誰よりも小さな乳幼児、大切な命、このことに触れる政治家はいません。メディアも追求しません。保育園で感染が広がらない限り、気づいてくれない、めをつむったまま。小さな命を責任もって預かっている現場の声と思って聞いてください。この発言をするにも私なりに勇気がいりました。何も言わないほうがいいのだろうと思いながらも言わずにいられなかった。緊急事態宣言をどう受け止めてよいのかわからず、発言させていただきました。ご家庭で見られない方は申し出てください。家で見られるよという方は申し出てください。よろしくお願いいたします。

こんなに遅い時間の投稿になって申し訳ありませんでした。何度も読み返し、書き直し、こんな時間になってしまいました。かれこれ4時間以上もパソコンと向き合っていました。あわただしい朝、これを読むことになった皆様、ご迷惑をおかけしました。

横浜市認定保育室 矢向つぼみ保育園
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