寒くなるといわれた年末年始でしたが、皆様はどこでお過ごしでしたか?
この辺りは晴天に恵まれ日中は暖かでした。
故郷でめったに経験できない雪に触れてきたお子さん、
いつもなかなかできない近場の公園巡りをたくさん楽しんだお子さん、
比較的長いお休みが取れたご家庭も多くゆっくりできたようです。
保育園も今日から子供たちがにぎやかに戻ってきました。
保育園では4日に獅子舞がやってきました。
毎年「山王会」の方々に獅子舞を見せてもらいながらこどもたちも
頭をがぶり!としてもらいます。
何が始まるんだ~とお行儀よく座っていた子供たちも大きなお獅子を見た瞬間
先生に飛びついたり、後ろに隠れたり、泣く子、黙る子、
怖がらせないように見せないというのも一つの策ですが、私は日本の伝統の一つを
小さい時から見せたいと思っています。
そして怖い、恐ろしいものではあるけれど、だからこそ大人が守ってあげるから
安心していいんだよと、しっかりと子供たちを抱きしめ守りながら獅子たちを受け
止めたいと思うのです。
子どもたちにも怖いものではないこと、獅子に頭を噛んでもらうとその年1年
風邪をひかないということなど話してあげます。
1歳児の子でも話を聞いていた子は怖くないの?風邪ひかないの?と言いながら
しがみつきながらも見ておりました。
もちろん大泣きの子はその場から逃げ出し、奥のほうで給食の先生にしっかりと
抱かれながらこちらの様子を眺めていました。
どこにいてもなにがあったっても、誰かに守られているんだという安心感、行事の
中からそんな思いを感じ取ってもらえるようにと思っているのです。
ちなみに、その夜の様子を聞くと、特に怖がったり夜泣きをした子もいなかったようで、
しっかりと先生たちに気持ちを受け止めてもらえたのだなと私も安心しました。
こんな風に始まるつぼみの1年、今年も子供たちとたくさんたくさん楽しいことを
していきたいと思っております。
矢向つぼみ保育園、今年は10年目を迎える年でもあります。
心新たに、今年もよろしくお願いいたします。