今日から魔法の365日ー360

子ども達は、いつか、信念や皮膚の色、習慣の違ういろいろな

人がいる世界に出て行くでしょう。

それでも、同じ人間であることに変わりはないと、わかって

欲しいものです。

ードロシー・ロー・ノルト魔法の365日ー

 

雑記:   明治時代初めて外国人を見たときの日本人はどんな驚きだったことでしょう。

見るもの全てが初めてのものばかりで、戸惑いやら怖さやら。

自分と違ったものを受け入れることは、初めは戸惑いがあるでしょうね。

それでも人は受け入れるものです。

今、こうして私たちの生活があるのは、ほとんどが外国から入ってきたもの

といっても言い過ぎではないでしょう。

反対に自分の国を誇れなくなっている、文化を守れなくなっているということも

事実です。

それはそれで悲しいことです。
昔と比べて、皮膚の色の違う人や言葉・文化の違う外国の人が身近に沢山います。

偏見を持たない子どももたくさんいます。

偏見とは意外と、大人が植えつけてしまう場合が多いですね。

小さな子どものほうが受け入れる力はあると思います。
今、問題になっている苛め問題は、皮膚の色・言葉・文化が違うということではない、

同じ日本人同士でも行われています。

自分以外を認めないという排他的な傾向があります。

同じ日本人でさえ、そのような状態なのですから、外人だからというだけではない

もっと根本の部分、人を信用する、受け入れる、思いをかけるという人間的なところ

に問題が出てきていると思います。
人を受け入れられないときの心情はどんなものでしょうか。

自分が一番であり、自分以外は認めない。

しかし、それを固守出来そうも無いと思ったときに、それを強く排除しよう

とする心が働く。

自分に自信が無いとき、人に向かって心が開けない。

強気であるか、弱気であるかの違いはあるものの、そのどちらも心の中で自分自身

に自信が無い。どちらも自分に満足できていない。

そのどちらも今の自分で良いという安心感がもてていない。

人は自分を守ろうとするものです。

自分が嫌いという人であっても、根本は自分が好きなのです。

人から認められていないという不安から自分を守ろうとするのです。

でも、人に受け入れてもらえないと思い込んでいて、もしかしたら心を閉ざし相手を

受け入れないのは自分のほうだということに気付いていない人もいます。

どの場合も無条件に愛されている実感が無いのだと思います。

ということは、愛情に飢えている人(大人も子どもも)が沢山いるということです。

日本人全体にそのような傾向が出ているということは一体私たちはどうなってしま

っているのでしょう。

皆さんも、会社の人間関係や地域の人間関係、あるいは親戚関係ぐるっと思い巡ら

してみて、安心できる人間関係が築けているかどうか・・考えていただければなんと

なく理解していただけるのではないかと思います。
日本の中でいながらにしてそれに気付いた人、海外に出て遠い地から日本人を見て

そう思われた人達からすると、その辺がよく分かると思います。

「なんか変だよ日本人」

このままでいると、一体どこにたどり着くのか、何とかしなくてはという思いに

駆られます。
子育てをする上で「皆と仲良くしてもらいたい」という思いは皆さんお持ちだと

思います。皆と仲良くするためには、人を受け入れるためには、まず自分が十分に

受け入れられていないと、無条件に今の自分を受け入れてもらえていないとうまく

いかないということを育てる側は心にとめておいて欲しいと思います。

やさしさも、心穏やかな状態から生まれます。

不安やねたみ、イライラした状態で人にやさしくしてと求めても難しいですからね。

たっぷりと愛情を実感し、やさしさをかけてもらっているからこそ、人にも目が行

くのですから。人から自分が認められていることを実感して、初めて他人のことも

受け入れられるのだと思いますよ。
人は、どこにいようが、色が違おうが言葉が違おうが皆、今を生きている。

そこにはその人にとって大切な生活がある。

その人を大事にしてくれている家族がいる、友がいる。

自分とは何ら変わりは無いのです。

小さいときに、いろんな人に出会うでしょう。

親が偏見を持たずどの人をも尊重してあげる姿を見せていれば、子どもは自然と

受け入れるものです。受け入れることが当たり前として育ちます。

そしてその人の習慣、心情をも含めてその人であることを子どもにも教えてあげて

ください。

その人にとって大事なことだということを。

違いがあってもいいということを。

外人であっても、同じ日本人であっても。

人を受け入れるということ、受け入れる気持ちを育ててあげてください。

自分が、子どもを愛する気持ちと同じように、その人も誰かに愛されているという

ことを教えてあげてください。
これからの子ども達はきっと海外に出る子も沢山いるでしょう。

日本を愛し、そして誇りを持って海外に飛び出して欲しいものです。

子どもの未来は大きく開けています。

それを考えると、頼もしいですね。

子育ては明るい未来に向かって一つ一つ築いていってくださいね。

横浜市認定保育室 矢向つぼみ保育園
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