もう少しこのままでいさせて

保育園の前から歩道沿いに陸橋に向かって紅葉した銀杏の葉っぱでいっぱいです。

もう美しいの一言。

真っ白な雪が銀世界なら、真っ黄色に染まったこの世界はなんて名づければよいのでしょう。

公園へ行ってもすぐに片付けられて落ち葉で遊べるところがないなあと思っていたところ。

落ち葉がごみであるのか、いつも何もなくきれいにすることが環境つくりであるのかという

ところですが、このアスファルトの都会で生まれ育った子供たちが自然に触れることは

なかなかできない。

また、目の前に起こっている素敵な光景をどう子どもたちに感じさせるか、大人自身も

心わくわくさせることが出来るのかどうか、それは保護者だけでなく、保育士も同じです。

大人である世代も、自然に触れて育っていない。

与えられた物や事の中でしか遊べない人が増えている。

余裕がなければ何を見ても感じない。

自然がただの風景でしかない。

でも、私は体で心で感じてほしいと思っています。

だから、園の前の落ち葉を片付けられないでいます。

絵本コーナーの大きな窓から地面に積もった黄色い葉っぱを見て1歳児がきれいね~と見ています。

公園で拾った赤い葉っぱを100均で買った小箱に入れて飾った保育士がいました。

1歳児がそれを大事に抱えたり、何か訴えたそうに葉っぱが入っているのを見せに来ます。

その姿を見て大人が何を感じるか、それが感性です。

きれいに飾ってあるから見るものとして触らせないか、触りたい気持ちを感じ取ってあげるか

家庭の中でも同じような光景はあるでしょうね。

感性を持った大人が子供に何かを感じさせたくていろんな工夫をしてみる。

その反応を感じる心を持って子供を見る。

それがわかる人が少ないです。

昨日大風が吹いた後の葉っぱがあまりにもきれいで1歳児が遊びに行きました。

そして今日は2歳児が行きました。

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葉っぱがすごいね~と手ですくってふわっと空に向かって投げてみせると、

子どもたちは歓声を上げながら、遊びだしました。

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地面が見えないくらいのはっぱ

ふかふかだね~と思わず葉っぱに飛びつく

こんなところで・・と思うかもしれないけれど、その気持ちよさを感じさせたかった

自転車や歩行者も通ります。

子どもたちが遊んでいるところを目を細めてみてくれる人、

子どもたちの生き生きとした目の輝きに目もくれず、無表情に通り過ぎる人

いろいろ、いろいろ

最後は遊んだ葉っぱを木の根元に「お山を作ろう」と言ってお片づけをして帰ってきました。

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こんな身近なところでできる機会はなかなかなかったので、本当に楽しかったです。

これを見守る社会であって欲しいです。

だからもう少し、このままの風景を楽しませてもらいたいなと思います。

横浜市認定保育室 矢向つぼみ保育園
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