「今」を楽しむ

7月、新しいお友達が4名仲間入り、只今2才が7名、1才が15名、

0才5名になりました。

最近ちょっと子供たちの様子を見ながらいろいろな試みをしています。

0歳児の高月齢児と1歳の低月齢児、1歳の高月齢児と2歳児、

クラスの枠を取り払い、子供の一番近寄った月齢の仲間同士で

遊ぶ時間を作っています。

それはクラスの中の月齢差が大きく、それぞれの興味や要求に

差があるため、一人ひとりが十分に遊びを満足しきれていないの

ではないかという子供たちの様子が見られたため、それぞれの

活動意欲を十分満たしてあげるための配慮なのです。

クラスの区切りとは、日本では4月切り替えですが、外国では9月

だったり12月であったり、誰かが都合上作ったわけです。

ですから、当然生まれ月の近い者同士のほうが、発達面でも似

通っていて行動面、遊びの点で共通点がたくさんあるのです。

まったく違う仲間からの刺激を受けるのも大切なのと同じように、

同じような仲間同士で、じっくり、まったり過ごしたり、「おんなじ」を

楽しむことも大切なのです。

そしてそれがどうだったと思いますか?

1歳児の月齢の小さな子たちは、0歳の部屋の方が部屋も小さく

落ち着くようで置いていてある遊具も興味にあっていてよーく遊ん

でいます。

0歳児の月齢の大きい子が1歳児の部屋に来ると、広いところで

活動意欲も満たされ、いじり遊びから抜け出た指先を使った遊び

にも興味を示し、じっくりと遊びを楽しんでいます。それは1歳と0歳の

レベルが逆転してしまったのではなく、どちらも大切な環境ということ

なのです。

1歳の月齢の高い子どもたちは、気分はもうお兄ちゃんお姉ちゃん。

2才のやることに常に目を向けていますから、仲間になれた時うはとて

も嬉しそうです。そこでいろいろ覚えてきたことを、クラスに帰って再現

して遊び始めます。それを見ながら又それを真似て遊び始める子もいる。

うまい具合に影響しあっています。

乳児の時期はどれだけひとり遊びをじっくりできるか、遊びを楽しめて

いるかが大事なのです。

自分の遊びの中で自分なりのイメージをもって遊び始めます。

ひとり遊びを十分に楽しめた子は今度は自分の外へと興味が広がり

ます。お友達のしていることに興味を持ち、同じことをしたくなり、そし

て一緒にそれを楽しみたくなる。

それが2歳児のころの姿ですね。

そこにたどり着くまでのひとり遊びの段階を十分に楽しませたいという

配慮から、クラスの枠を取っ払って・・といい試みをしているのです。

月齢の差はいつか無くなってきますから心配はありません。

それよりいかに一人一人の「今」を大事に過ごすか、そちらの方が

大切です。

それは、各クラスの担任同士きちんと話し合い、連携しあうことが

できてこそ可能になる保育です。

小さな家庭的保育園だからこそできるのだと思っています。

各年齢のクラス保育、そして、クラスの枠を超えての保育、一人ひと

りの発達にあった保育、「今」を大事にした保育、私たちはこれを

大事にしていきたいと思っています。

今度はそんな経験をしている子供たちが、クラスに戻った時にどん

なふうに遊びが変わっていくのかなど、報告していきたいと思います。

「今」を楽しんでいるときの子供たちの表情はどの子も素敵ですよ!

横浜市認定保育室 矢向つぼみ保育園
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