改めて訓練の大切さ

ここ矢向の地は海から4キロのところにあり、鶴見川と多摩川にはさまれた地域

鶴見川は私が小学生だったころまでは、よく氾濫していました。

自宅も床上浸水が数回あり、掘りごたつが浮いたことこもありました。

今は川の水を調整する整備もしっかりされて、浸水することはなくなりました。

ただ、水の被害がないと言えない地域だということは覚えておく必要がある。

保育園の避難訓練も形を変えてきました。

地震、津波の訓練を取り入れ、保育園のビルの5階まで子どもたちを避難させる訓練を

年に2回は行います。

今年はそれに加え、寝ている子どもをいかにパニックにさせずに起こして外まで避難させる

かの訓練も試みました。

その時、絶対に準備しておかないこと、訓練を生かすには何もない状態から、いかに機敏に

安全に避難をさせられるかを職員が体験することに意味があるのだから。

本来寝ている子どもまで起こして訓練をすることはしてこなかったが、いざというときに

自分が何をしなければならないかを経験しなければ気づかないこともあるはずだから。

せめて影響の少ない2時半、子供たちが起きても大丈夫な時間帯を選んだ。

だから半数の子供たちは起きていたが、あえて着替えさせたりせずいつものように

していた。

当園のお昼寝の時はパジャマは着ずに半そでの下着で眠る。

2月この真冬の寒い時期、寒さで凍らせないように外に連れ出すにはどうしたらいいか

何も指示を出さず、自分たちで考えてと。

状況によっても違うだろうが、着替えてから非難するべきか、半そでシャツにジャンバーを

はおらせて非難するか裸同然で外に出してから着せるのか・・

訓練だから考える余裕があるが、訓練しているからこそいざというときに行動が出来る。

子どもにとってはいい迷惑かもしれないが、脱力した寝ている何十人もの子どもを安全に

避難させることがいかに大変なことか、やってみて、想像して、改めて事の重大さを

理解できたのではないか。

避難の際に忘れたもののチェック・・子どもを避難させることだけで精いっぱいだから

忘れてしまうものもあるのだ。

ああすればよかった、こうすればよかった。

出来なかったことがいけないことではない。

今できなくてよかった。

不十分に気が付いた。

月に1回行っている避難訓練、いろんなことを想定しながら訓練を行っている。

避難が必要なことが来ないでほしい

でも、それを想定し、危機管理を行うことは大事なことなのだ。

訓練していてもできなかったために大惨事になったところもある。

訓練していたからスムーズに避難することが出来たところもある。

私たちは過去から学ばなくてはならないことがたくさんある。

避難訓練の大切さ。

ご家庭では避難訓練などしたことがないでしょう。

私も子供が小さい時でも、今でも、訓練など一度もしたことがありません。

でも、いざというときに何を持ちだしたらいいのか、持ちだせるか・・

どこを通って避難場所までたどり着けるか・・

自分が一人でいるとき、2人3人の子が寝ているときだったら、どうやって非難させられるか・・

想定しておくことは必要かもしれませんね。

そしていざというときには隣近所の方たちと連携できるような付き合いをしておくことも

必要かもしれません。

そうそう、当園では、散歩先からいかに安全に園まで戻ってこれるか、担任が道を選んで

帰ってくる訓練もしています。

意外と町の中で安全に帰れる道は少ないなということがわかります。

訓練、侮れませんね。

横浜市認定保育室 矢向つぼみ保育園
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事