子どもを取り巻く世界

お正月が来たと思っていたら、あっという間にもう2月がやってきました。
このお休みの間に子どもを取り巻くニュースがいろいろありました。
今、紛争と異常気象という2つの要因により、ますます多くの子どもたちが
自宅からの避難を余儀なくされ、さらに数百万人の子どもたちが深刻な食糧
不足、暴力、病気、虐待に直面し、教育の機会を脅かされています。
ユニセフの発表では、今世界の子どもの9人に1人が紛争地帯で暮らしている。
その子たちは5歳までに命を落とす割合はそれ以外の国の子どもたちの2倍に
になった。
そして5億人以上の子どもたちが高い頻度で洪水が生じる地域に住んでおり、
1億5000万人の子どもたちが干ばつの頻度が高い地域に住んでいる。
それらの理由により避難を余儀なくされる子供たちの数は増え続けていると
いうことです。
この数はユニセフが支援しなくてはならない国々だけの数です。
それ以外の日本のような普通の一般家庭の子どもたちは含まれていません。

では、国内はどうなっているのでしょう。
連日のように幼児虐待で亡くなる子供たちのニュースが流れている。
また、文部省の学校基本調査によると、不登校の小中学生は12万3,000人に
のぼり、2年連続で増加、小学生の割合は全児童の0.39%で過去最高「255人に1人」
中学校は、2.76%で「36人に1人」の割合。
小学生の暴力行為が1万1千件を突破し過去最多になった。
平成26年中の子どもの自殺者数の内訳は、小学生が17人、中学生が99人、
高校生が213人、大学生が428人、専門学校生等が109人。
子どもの貧困が16.3%と過去最悪を更新し、6人に一人の割合
子どもの貧困率が年々上昇している背景に、シングルマザーの増加や、非正
規雇用の低賃金が存在している。
親が働いているにもかかわらず、子どもが貧困であるという現象は、世界的に
極めて珍しい現象だという。
子どもの貧困は、学力低下や、不登校、ひきこもり、高校の中退……、
最悪の場合自殺の引き金にもなる。
実際子どもの自殺の要因は、いじめが2パーセント、将来を悲観してが5パーセント
となっている。
これでもか、これでもかとつらい数字が並ぶ。
世界中の子どもたちが、いろんな理由で生きづらくなっている。
その中でとりわけ日本は戦時下にあるわけでもないのに、大人になるまでしっかり
と育つことがこんなにも難しくなっている。
温かいご飯が食べられて、温かい衣服を着ることができても、心が育たない子供たち
がたくさんいる現実。

子どもは大人によって育てられなくては生きてはいけない。
忙しい毎日を送らなくてはならない中の子育ては大変だろう。
でも、この辛い数字から目をそむけてはいけないのではないだろうか。
じゃあどうしたらいいのか、それをすべての大人が考えなくてはいけない。
これはね、育て方、関わり方で解決することと、一人ではどうにもならない問題と
複雑にからんでいる。
いい子に育ってほしいと願わない親はいない。
子の幸せを望まない親はいないだろう。
では、我が子をどうやって育てればよいのか。
いつ来るかわからない子供の貧困(経済的な貧困、人間関係の貧困、心の貧困)
これから少しずつ、私なりのいくつかの問題定義と私たちにできる解決策を探って
いきたいと思う。

横浜市認定保育室 矢向つぼみ保育園
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